「豊臣兄弟!」夏の“てこ入れ”が逆効果?井上和の茶々起用に視聴者困惑、TBS日曜劇場に惨敗
夏休みに入り、各局が頭を悩ませる“視聴率夏枯れ”シーズン。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」はこの時期に合わせて様々な手を打ったものの、どうやらその“てこ入れ”が逆効果を生んでいるようだ。
「豊臣兄弟!」は7月12日放送で11.3%と横ばい。翌週には秀吉の“中国大返し”が描かれたが10.3%と、ついに1ケタ台も視野に入ってきた。8月9日放送の「清須会議」では、乃木坂46の井上和(なぎ)が演じる「茶々」が初登場。連続ドラマ初出演ながら大河という異例の抜擢に、ファンからは歓声が上がる一方で、「なぜこの子が選ばれたのか理解しかねます」といった“大根”扱いする声も少なくない。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 元テレビ誌編集長は「アイドルに興味がない一般視聴者のさらなる離脱を招きかねません」と指摘。せっかくの新キャスト投入も、逆に視聴者の興味を削いでしまっている可能性がある。
一方、同じ日曜夜の時間帯に放送中のTBS日曜劇場「VIVANT」は絶好調。7月26日の初回で18.8%を記録し、その後第3話で15.1%と落としたものの、現時点の全話平均が11%台の「豊臣兄弟!」を大きく上回る。しかも「VIVANT」は異例の2クール放送で、12月まで数字の比較が続く見通しだ。
スポーツ紙芸能担当記者も「それでなくてもNHK大河のライバル、TBS日曜劇場が絶好調ですからねえ」と嘆く。実際、25年の大河「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の全話平均は9.5%で、その間に放送されたTBS日曜劇場はいずれも10%台後半と勝利している。
「大河1話の制作費は地上波の最高額、民放の2〜3倍とも言われますが、これではコスパが悪いオワコン扱いされても言い訳できない」と元テレビ誌編集長。さらに、NHKは番組出演者の性加害問題で《隠蔽体質》と批判の声も高まっており、受信料契約の納得感も揺らぎかねない。
夏枯れ対策のはずが、大河そのものが“枯れて”しまったら、笑うに笑えない状況だ。
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