高市首相の被災地訪問動画に「CMみたい」の声…映像ディレクターが指摘するトランプ政権との意外な類似点
高市早苗首相(65)が8月3日に熊本地震の被災地を視察した際、首相官邸の公式YouTubeで公開されたショート動画が波紋を広げている。SNS上では「プロモーションビデオですか?」「高市首相のCMみたい」といった声が相次ぎ、多くの人が直感的な違和感を表明した。
この動画について、映像ディレクターの牟田高太郎さん(ペパーミンツ株式会社代表取締役)が専門的な立場から詳細に分析。牟田さんはNHKのドキュメンタリーから企業、大学、文化施設の映像まで幅広く手掛けるプロフェッショナルだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 「私は映像ディレクターの立場から、首相官邸が制作した動画の『映像の作り方』を対象にして、専門的な視点から細かく分析・言語化しようと試みました」と牟田さんは語る。
牟田さんが指摘するのは、動画に用いられた「ヒーロー性を強調する映画的手法」。ローアングルで撮影される高市首相の姿や、被災者が話す場面でもなぜか首相の顔が頻繁に映り込む構成が、その特徴だという。
牟田さんは「熊本地震視察動画を、映像ディレクターとして本気で分析する」と題した記事をnoteに投稿し、大きな反響を呼んだ。その分析によれば、これらの映像手法はトランプ政権が多用していた手法と類似している可能性があるという。被災者への寄り添いよりも、リーダーとしての強さやカリスマ性を前面に押し出す意図が感じられると牟田さんは考察している。
首相の被災地訪問という公的な場面で、あえて映画のような演出を施したことに対し、映像のプロである牟田さんの分析はSNS上の違和感を言語化した形だ。政治と映像表現の境界線を問う内容として、ネット上でさらに議論が広がりそうだ。
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