ハーバードMBA社長の会社、イオン爆発で従業員2人死亡後にHPから“消したもの”
7月28日に熊本県を襲った最大震度7の地震。その直後に「イオンモール熊本」で発生した爆発事故では7人が犠牲となったが、中でも波紋を広げているのが、モール内の雑貨店「ハビタ」の従業員2名が死亡した経緯だ。
亡くなったのは大竹玖瑠美さん(享年22)。通夜の席で明らかになったのは、地震発生後に一度は建物の外に避難した大竹さんが、「会社の人から頼まれた」と言って再び館内に戻り、爆発に巻き込まれたという衝撃の事実だった。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー 大竹さんの親族の証言によると、会社側は「もし可能であれば売上金を金庫に戻してくれないか。もし(店内に)入れるのであれば」と依頼。通夜に参列したハビタの営業部長は「入る時は必ずイオンモールの許可を得てから入ってくださいと明確に申し上げた」と強調したという。
しかし、会社側は当初、売上金の依頼をする前に、大竹さんから「荷物を取りに戻りたい」と申し出があったと説明。順番が逆だったことについて、営業部長が「情報が錯綜していた」と釈明すると、親族は「ここまできて言い訳しないでください」「私から電話があって詰められてすり替えただけでしょう」と怒りをあらわにした。
ハビタ社は本紙の取材に対し、「イオンモールさんから再入館の許可が出たかどうかは、現在のところ確認できておりません」(8月3日時点)と回答。地震直後の危険なタイミングで従業員を戻そうとした判断には、SNSでも「言い訳が酷い」「この期に及んで保身か?」と批判が殺到している。
そんな中、同社の親会社である「株式会社同仁グループ」の公式HPに“異変”が起きていた。同仁グループの代表取締役はハビタ社と同じ上野景真氏。同氏は外資系金融機関「モルガン・スタンレー」や超大手戦略コンサル「ボストン・コンサルティング・グループ」出身で、ハーバード大学MBAホルダーという華麗な経歴の持ち主。その経歴と顔写真が掲載されていたページが、7月31日までにひっそりと削除されていたのだ。
さらに、同仁グループのHPからはグループ企業としてのハビタ社のリンクも同じタイミングで消えていた。上野社長は遺族と対面し、報道対応も行っているが、一連の削除が先行したことで、SNSでは「逃げているのではないか」とさらなる批判を浴びている。
ハビタ社は8月3日、自社HPで「お亡くなりになられた2名のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と謝罪声明を出したが、火消しは容易ではないようだ。
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