映画『ちいかわ』第2弾特典はボンドロシール、それでも転売が静かな理由
大ヒット公開中の『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』。公開からわずか14日で興行収入50億円を突破し、その勢いはとどまるところを知らない。話題をさらっているのは、映画のシビアなストーリーだけではない。毎回ファンを熱くさせる“入場者特典”が、今回も新たなムーブメントを生んでいる。
8月8日から配布がスタートした第2弾特典は「ボンボンドロップシール」。激戦区・池袋の映画館では前日からレイトショーを除くほぼ全回が完売。公式が「非売品」「転売禁止」と強く注意喚起するも、配布初日の朝には早くもフリマサイトにシールが出品された。しかし、前回のような高額転売や異常な出品ラッシュは見られず、どこか落ち着いた雰囲気が漂っている。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 本誌記者が配布初日に池袋の映画館を訪ねると、ちいかわグッズを身にまとった30代の女性ファンがこう語った。「第1弾の時はランダム配布で在庫が読めず、『すぐなくなるかも』と焦って転売品を買った人も周りにいた。でも実際は1週間たっても在庫が切れなかった。運営が多めに準備してくれた安心感があるから、第2弾はみんなあまり焦ってないですね」。
夏休み中の劇場には親子連れの姿も多く見られた。ラッコ推しだという7歳の男の子は、母親と一緒に早起きして来場。「ラッコさんのシールがもらえてうれしい。はちわれのシールは、はちわれが好きな子にあげるの」と満面の笑み。こうした“お裾分け”の精神が、転売とは無縁のファン同士の温かい交流を生んでいるようだ。
実は『ちいかわ』運営サイドは、過去のマクドナルドハッピーセットコラボでもフリマサイトと連携して転売を牽制・撃退した実績がある。今回の特典の“大量準備”も、転売抑止とファンへの公平な配布を両立するための戦略とみられる。X上では早くも「第3弾もあるのでは」と期待の声が上がっており、異例の大ヒットを続ける本作の今後の動向から、ますます目が離せない。
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