泥酔逮捕の中村鶴松、10月歌舞伎で復帰へ「甘い」と批判も
今年1月、泥酔状態で飲食店のドアを蹴り破り建造物損壊容疑で現行犯逮捕された歌舞伎俳優・中村鶴松(31)が、わずか9か月で舞台復帰を果たす。8月3日、10月の「平成中村座 十月大歌舞伎」への出演が発表され、ファンの間で賛否が渦巻いている。
鶴松は1月18日未明、東京・台東区の飲食店でトイレを無断使用した上、店員に注意されると激高。出入口のドアを蹴り破ったとして通報された。警視庁の調べに対し「酒に酔っていて覚えてない」と容疑を否認。翌19日には釈放され、スーツ姿で「被害者の方には誠心誠意、対応させていただきたい」と陳謝した。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 世襲制が主流の歌舞伎界にあって、一般家庭出身の異色の経歴を持つ鶴松。3歳から児童劇団に所属し、5歳でオーディションを経て歌舞伎の世界へ。10歳で十八世中村勘三郎の部屋子に抜擢され、将来を嘱望されてきた。今年2月には「初代中村舞鶴」の襲名も予定されていたが、事件により延期に。
今回の復帰発表を受け、X(旧Twitter)では「待ってました!」「また舞台で会える日を楽しみにしていた」と歓迎する声が多数上がる一方、歌舞伎界の“泥酔トラブル”の多さを嘆く厳しい意見も少なくない。「歌舞伎界はホント犯罪者に甘いよね」「酒、喧嘩、女とか問題起こす人間が多すぎ」「これで将来人間国宝になるのかな」といった投稿が相次いでいる。
過去にも歌舞伎役者による酒関連のトラブルは枚挙にいとまがない。2005年には中村七之助が泥酔してタクシーに無賃乗車、警察官に暴れ公務執行妨害で逮捕(3か月の謹慎)。2010年には市川團十郎(当時・海老蔵)が西麻布のバーでトラブルに巻き込まれ顔面負傷、無期限出演自粛に。2022年には市川中車こと香川照之が銀座のクラブでホステスへのセクハラ・暴行問題を起こしている。
こうした“前科”の積み重ねが、今回の鶴松の早期復帰に対する不信感につながっているようだ。果たして10月の舞台で、彼は汚名を返上できるのか。
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