「もう大河ではなく小川」『豊臣兄弟!』天王山が18分決着で視聴者呆れ
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』がまたもや視聴者を白けさせている。7月26日に放送された第29話「天下への道」では、歴史的なターニングポイントである「山崎の戦い」、通称「天王山」が描かれたが、その決着はなんと放送開始からわずか18分。あまりのあっさり展開に、SNSでは「もう大河ではなく小川」などと辛辣な声が相次いでいる。
第29話では、信長を討った明智光秀(要潤)が味方を集められず山崎に陣を張る一方、羽柴秀吉(池松壮亮)が信長の三男・信孝(結木滉星)を担いで討伐作戦を練る展開が描かれた。しかし肝心の合戦シーンは極めて短く、あっという間に秀吉軍が勝利。その後は秀吉が生け捕りにした光秀と茶室で対峙し、「なぜ、上様を討ったのか?」と真意を問う場面へと移った。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー さらに後半の27分以降は、小一郎(仲野太賀)の嫡男・与一郎(大西利空)が信孝を守ろうとして刺客の矢で負傷し、家族総出で看病するも亡くなってしまうという、完全なホームドラマモード。視聴者が期待した戦国絵巻とはほど遠い内容に、Xでは「相変わらずホームドラマに尺取りすぎ定期」「家族の癒し合い満載の完全なホームドラマ。もう大河ではなく単なる小川」と呆れた声が続出した。
テレビウオッチャーによると、本作は兄弟の絆や家族愛をテーマにしており、従来の殺伐とした戦国大河とは一線を画すという。実際、秀吉も秀長も情に流されやすく善人すぎるとの指摘も。ある芸能記者は「令和の価値観に基づいたホームドラマだと捉えるべきかもしれません」と語る。
大胆な新解釈として、光秀が秀吉に生け捕りにされた末、表向きは「百姓の落ち武者狩り」として処理されるという展開も描かれたが、首をはねるシーン自体は省略。こうしたフィクションの多用は今作ではおなじみで、「少年漫画大河」と呼ばれるゆえんでもある。
次週8月2日は放送休止で、第30話「清須会議」は8月9日放送。一篇の映画にもなる濃密な人間ドラマとされる清須会議を、『豊臣兄弟!』がどう料理するのか、注目が集まる。
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