楽天・辰巳涼介の“カードマンメガネ”にファン猛反発「面白いと思わない」オールスターが“夢の祭典”から遠ざかるワケ
プロ野球のオールスターゲームが、かつてのような“夢の祭典”から遠ざかっている——。そんな嘆きがファンの間から噴出している。
7月28日と29日に行われた「マイナビオールスター2026」。第1戦で話題をさらったのは、楽天の辰巳涼介外野手だ。彼は打席に入る際、レンズ部分に2枚の楽天カードを貼り付けた“楽天カードマンメガネ”を着用。しかし、視界がまったく確保できず、「(自分が)どこに立っているのかも見えなかったので、さすがにやめました」と途中でギブアップ。第2戦では塁に出ると再びそのメガネをかけて二盗を試み、捕手の悪送球もあって三塁まで進んだ。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー このパフォーマンスに対し、SNS上では厳しい声が相次いだ。
《辰巳って…面白いと思ってるんだろうけど、私は面白いと思わない…オールスターってこんな芸能人の草野球みたいな感じでしたっけ?観るのやめます。》
《プロ野球オールスターもつまらなくなったよな 調子こいてるバカどうにかしてほしい》
《実力者揃えたら真剣勝負で魅せろや 最近プロ野球観なくなった理由がここに集約されてるわ つまらない》
球場に足を運んだ一部のファンからは笑いが起きていたというが、スポーツ紙記者は「ファンは“これぞプロ”というプレーを期待して球場に来ている」と指摘する。特に第2戦が行われたのは地方の富山市民球場。地元住民にとっては年に何度もないプロのプレーを間近で見られる貴重な機会であり、真剣勝負での技術を目の当たりにしたかったはずだ。さらに「視界が悪くなり、辰巳がケガするようなところをファンは見たくなかった」と危惧する声も上がった。
今回のオールスターでは、最優秀選手賞に300万円、敢闘選手賞3人に100万円、マイナビドリーム賞に100万円が贈られるが、記者席では「お笑いや盛り上げに貢献した選手に“演技賞”なんてものができるのでは」といった冗談めいた話も出たという。
オールスターの不人気は辰巳の“奇行”だけが原因ではない。前出の記者は「多くのファンの声を拾ってみると、まず大谷翔平選手らスター選手のMLBへの流出が大きい。加えて、いまはシーズン中に交流戦がおこなわれることで、かつてほどセパの対決に希少性がなくなっている」と分析。さらに「今回のようなあまりにもふざけた演出が多くなり、真剣勝負の緊張感が薄れてしまっている」と警鐘を鳴らす。
かつては江夏豊の9者連続三振、桑田真澄と清原和博の真剣勝負、新庄剛志のホームスチール、藤川球児対カブレラの全球ストレート宣言といった名場面が数多く生まれた“夢の祭典”。ファンの目が肥えた今こそ、NPBには真剣にファンの声を検証し、多くの人が楽しめるオールスターを模索してほしいところだ。
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