太宰治の孫・津島淳衆院議員が激白「トランプ大統領をどう思いますか?」祖父に聞きたい意外な質問
太宰治の孫で、現役の衆議院議員である津島淳氏が、文豪・太宰治の知られざる素顔と、自身に流れる“太宰の血”について語った。
津島氏によれば、高校時代には同級生から「太宰くん」と呼ばれ、複雑な心境だったという。「戦国武将や歴史上の偉人と違い、作家としての太宰治は周囲に迷惑をかけることが多く、決して自慢できる人物ではなかった」と苦笑いを交えて振り返る。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー しかし最近になって、身内でありながらも“客観的”に祖父を見られるようになったと津島氏は語る。きっかけは、太宰の娘である自身の母親が行う講演だった。講演を通じて、夫や父としては「家族思いで子煩悩」だった太宰と、作家として「人としての本質」に悩み自ら死を選んだ太宰――という二面性を理解したという。「どちらも『太宰』だが、その二面性が作品に生かされている」と津島氏は分析する。
津島少年が最初に触れた太宰作品は、教科書で読んだ『走れメロス』だった。初めて読んだ時は、自殺を繰り返した祖父のイメージと作品の印象が結びつかなかったが、読み返すうちに「これは太宰の生き方そのものを投影しているのでは」と考えるようになった。「メロスは何度も挫折しそうになり、その弱さを隠さず吐露する。親友のセリヌンティウスもメロスを疑い、諦める。太宰は人間の内面にある弱さを表現したかったのだろう」と、作品に込められたメッセージを読み解く。
人生観に影響を与えた作品として津島氏が挙げたのは『津軽』だ。主人公が故郷の青森を訪れ、過去を振り返りながら新たな一歩を踏み出す紀行小説。自身の選挙区が青森であることもあり、「私自身の人生と青森は、太宰により運命的に結び付けられている」と感じるという。
自身のなかに“太宰的なもの”を感じるかとの問いに、津島氏は「良くも悪くも『優しさ』」と即答。父である津島雄二元厚生大臣からも「政治家には向いていない」と言われたというエピソードを明かした。さらに、太宰に多い首を右に傾ける写真の癖や、津島家に共通する指の長さなど、外見的な共通点も指摘。「気がつけば私も同じように首を右に傾けていて、指摘される」と笑う。
周囲から小説執筆を勧められることもあるが、津島氏は「なんとか書くことはできると思うが、時間的余裕もない」と現状を説明。今は自身と母で、太宰作品の価値を後世に残し、読み継がれていくようにすることが務めだと語る。
そして最後に、もし今、太宰に会えるなら聞いてみたいことを聞かれると、津島氏は職業柄を理由に「トランプ大統領をどう思いますか?」と、意外な質問を口にした。
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