「熊本を応援したい」池袋の九州フェアに支援客殺到、老舗馬刺し店主が涙の感謝
熊本県を襲った最大震度7の地震から数日。被災地を応援しようと、首都圏でも支援の輪が急速に広がっている。
東京・池袋の東武百貨店で7月29日から8月4日まで開催中の「大九州展」には、「熊本を応援したい」「募金はどこでできる?」といった来場者の声が続々と寄せられている。百貨店の担当者によると、募金箱は8月1日から設置されたという。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 会場の一角で、熊本の郷土料理・馬刺しを販売するのは、上益城郡に店を構える創業30年の「馬刺し 和牛 乃 栗山屋」。店主の栗山伸也さんは、地震発生前の7月23日から栃木県・宇都宮市の東武百貨店でのフェアに出店していたため、熊本には戻れていない。家族とはLINEで連絡を取り合っているという。
幸い、熊本の実店舗は扉に歪みが出た程度で営業は続けているが、地震の影響で人通りは激減。従業員は無事だったものの、自宅が被害に遭ったという。栗山さんは「いつも利用している物流業者が地震でストップしてしまった」と明かす。
「催事の1日目から商品をたくさん買っていただき、2日目には売る分がほとんどなくなってしまった。別の業者の航空便に急きょ切り替え、今日届いてなんとか営業できている。他の出店社さんが利用している業者さんがたまたま引き受けてくれた分も届き、4日までの在庫は確保できました」
そんな苦境の中でも、栗山さんのブースには連日多くの客が訪れている。「昨日も今日も、朝からたくさんの方が買いに来てくださって、“頑張って”と気遣いの声をかけてくださる。本当に感謝しています」と栗山さんは目を潤ませる。
10年前の熊本地震の際、栗山さんは支援への感謝の言葉を書いた暖簾を作り、今も店に保管しているという。「これをもう一度掲げようと思います」
最後に、被災した熊本の人々に向けて、こう語った。「“熊本ばっかりだね”ってみんな言うんです。10年前の大地震、’20年の豪雨、そして今回の地震。災害続きです。ただ、皆さまからの温かい支援がある。だから諦めずに頑張っていこうと、そう言いたいですね」
東京・銀座のアンテナショップ「銀座熊本館」でも、29日には店外に行列ができ、一時入場規制が敷かれるほどの盛況だったことが報じられている。遠く離れた地からも、被災地を思う人々の熱意が確かに届いている。
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