福田沙紀が明かす『ライフ』撮影秘話 いじめ役でブログに攻撃的メッセージも北乃きいとは友情
2007年に放送され、壮絶ないじめ描写で社会現象を巻き起こしたフジテレビ系ドラマ『ライフ』。主人公・椎葉歩をいじめる安西愛海役を演じた福田沙紀(35)が、当時の撮影現場の舞台裏を明かした。
福田は「見てくださる方々に嫌われなければならないため、勇気も覚悟も必要な作品でした」と回顧。実際、自身のブログには攻撃的なメッセージが寄せられることもあり、「痛みを伴うこともありましたが、一つの役を生き抜くという、俳優として貴重な経験をさせていただきました」と振り返っている。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro しかし、撮影現場の雰囲気は重苦しいものではなかったという。「わりと和気あいあいとしていて、みんなでお弁当を食べたりする普通のドラマの撮影現場」だったそうで、いじめられる側の北乃きいとは、撮影終了後に遊びに行く間柄に。「お互いに誕生日プレゼントを交換したりしていました」と、ドラマとは真逆の友情が生まれていたことを明かした。
それでも、演じる役の精神的負担は大きく、「出番がないときはトイレの個室に入ってゲームをするなど、気分転換はしていました」。母親からも「あのときは目つきがするどかった」と言われたほど、役に入り込んでいたという。
過激なシーンの裏話も。北乃に教科書を投げつけるシーンでは「ふだん、本を投げることなんてありません。教科書の角に当たらないように、練習したりしました」と、細心の注意を払った。ゆびきりげんまんをして針を飲まそうとするシーンでは、「手をグーにして、指の間にいくつもの本物の針を挟んで、飲ませようとして怖がらせたり。撮影で拳を握る時間が長くなると、手の感覚がおかしくなるんです」と、ハードな撮影だったことを明かす。
終盤、福田演じる愛海がいじめられる側に転じ、トイレで水をかけられるシーンも印象的だ。「私は虫が苦手だったんですが、いっきに排水口に水が流れ込んだときにゴキブリらしき黒い影が。ただ、あらかじめコンタクトレンズを外していたので、その姿はボヤッとしか見えなくて、逆に助かりました(笑)」と、思わぬハプニングをユーモアを交えて語った。
「この間、現場の写真を見返したんです。きいちゃんとはハグしあったり、スタッフさんも含めて撮影したプリクラが出てきて、なつかしくなりました。いじめのシーンに賛否両論があった作品でしたが、みんなで乗り越えたんだなって思います」と、福田は撮影を総括。
福田は現在35歳。13歳で第10回全日本国民的美少女コンテスト演技部門賞を受賞し、俳優としてキャリアを積んできた。今年9月4日からは東京芸術劇場シアターイーストで上演される舞台『懺悔と七面鳥』で、初めて演出に挑戦する。
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