中居騒動で降格の元編成部長、フジ新設AIセンターで“主任”に…極秘開発したAIツールが全社員に公開
フジテレビ社内で、中居正広氏をめぐる騒動の“影の立役者”として知られるA氏が、こっそりとAI開発に励んでいた――。今年7月上旬、同局で実施された大規模な人事異動で、社員たちに衝撃が走った。一昨年の中居騒動に関与し、昨年6月に「4段階の降格」と「懲戒休職1カ月」という重い処分を受けた元編成部長のA氏が、新設された「AIセンター」という部署に“主任”として配属されたのだ。
騒動以降、コーポレート本部に所属していたA氏だが、多くの社員は彼が何をしているのか把握していなかったという。ところが今年7月、清水賢治社長が緊急社員集会で「今回の人事の目玉はAIセンターの設立。そこには皆さんご存じ“あの方”がいらっしゃいます」と発言。これでA氏の存在が社内に知れ渡った。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 実はA氏、処分を受けて時間ができたのを機に、番組企画立案用のAIツールを独自に考案していたのだという。そのパイロット版が社内で高い評価を得て、フジ上層部は新部署の設立を決断。数人の幹部だけで極秘に開発を進めてきたため、メディアからの取材に対しては煮え切らない回答を繰り返していたそうだ。世間体やコンプライアンス面を考慮したのだろう。
そして今年7月下旬、ついに全社員向けにAIの全貌が公開された。そのAIはクリエイティブ作業の壁打ち役や相談役として設計されており、オンエア構成やアイデア出し、番組尺、コーナー展開をデータに基づいて点検・最適化するツールだという。何より驚きなのは、A氏が過去に手がけた『まつもtoなかい』『アウト×デラックス』『めちゃ×2イケてるッ!』といった人気番組の実績やデータを学習元にしている点。すでにいくつかの番組で実装化されているらしい。
しかし、この“復権”に嫌悪感を抱く社員も少なくない。フジはこれまで数回にわたりAI事業へ数億単位の出資をしてきたが、視聴率は右肩下がりで実績を残せていない。そんな中、過去に問題を起こしたA氏をAI事業の中心に据え、彼の方法論を盛り込んだAIを採用することに、「なんでまだアイツが……」と不快感をあらわにする声も上がっている。
フジの旧体制を象徴するA氏のAIが、果たして同局を好転させるのか――。社内の空気はなお複雑だ。
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