「VIVANT」別班は実在する?小泉防衛相が否定、専門家が指摘する“本当の狙い”
堺雅人主演のTBS系日曜劇場「VIVANT」が第2シーズンに突入し、初回で平均世帯視聴率18.8%(関東地区)を記録。テレビ全体の視聴率が低下する中、異例の大台を叩き出した。
物語は、堺演じる気弱な商社マン・乃木憂助が、自衛隊直轄の非公認秘密組織「別班」の一員として、生き別れた実の父親が率いるテロ組織「テント」に立ち向かうストーリー。阿部寛や二宮和也ら豪華キャストに加え、声優・高山みなみのサプライズ出演も話題を呼んだ。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro そんな中、SNSでは「別班は実在するのか」「日本にもスパイ組織はあるのか」と、フィクションと現実の境界を探る声が続出。ドラマの設定が、現実の諜報機関への関心をかき立てている。
これに対し、小泉進次郎防衛相は7月28日の閣議後会見で、「陸上自衛隊の『別班』といったような組織は、これまで存在しておらず、現在も存在していません」と明言。政府として組織の存在を改めて否定した。
しかし、国際ジャーナリストの山田敏弘氏は「小泉防衛相がおっしゃるとおり、『別班』は実在しません」と認めつつ、「自衛隊には自衛隊法、公務員には公務員法が適用される。非公式の秘密組織の存在を公の場で話せば、自衛隊法違反になる」と指摘。その上で、ドラマのヒットが安全保障への国民の関心を高めた意義を強調する。
さらに、7月31日に発足した政府の情報収集・分析の司令塔「国家情報局」や、令和9年度末までに新設予定の「対外情報庁」について言及。「これまで日本に対外情報機関はなかったが、領土問題や拉致問題の観点から、情報収集や工作活動は必要だ。もしすでに『別班』のような組織が海外で活動しているなら、わざわざ法整備をして新設する必要はない」と、現実の諜報体制の整備状況を解説した。
ドラマの世界と現実の安全保障政策が交差する視点は、今後の「VIVANT」をより深く楽しむヒントになりそうだ。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー 今、あなたにオススメ