「助かった」自民関係者が本音…副首都法案、3人病欠で否決寸前の2票差
わずか2票差。この数字が、国会を揺るがした「副首都」構想の法案をめぐる混乱を物語っている。
7月24日、参議院本会議で副首都関連法案が可決された。賛成123票、反対121票。自民党、日本維新の会に加え、チームみらいと無所属議員3人が賛成に回ったことで、辛うじて野党を振り切った形だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon しかし、舞台裏では与党内に重苦しい空気が漂っていたという。自民党関係者はこう打ち明ける。「委員会でもなかなか採決動議が出せなかった。まさに半信半疑。蓋を開けてみなければ結果がわからない異例の採決でした」
実は17日の本会議では、自民党議員3人が手術を伴う治療中で欠席していた。ところが、そのうち1人は検査で深刻な病気が判明し、出席できない状態に。執行部は「これはまずい」と一気に緊張したという。
自民党の票数は101人から3人減って98人。これに維新とみらい、無所属議員3人が加わっても121票にしかならない。無所属議員には賛成を働きかけたが、そのうち1人は態度を保留。もし反対に回れば122票となり、否決されていた可能性が高かった。
「結局、治療中の自民議員が1人だけ出席でき、最悪でも同数に持ち込める計算になった。そこまでいけば議長裁決という最後のカードが残る。執行部はその一点に望みをつないでいました」
結果として法案は可決されたものの、関係者は「勝った」より「助かった」という認識が強い。
「この無所属議員は次回が改選になります。このままなら当選の可能性はほぼない。チームみらいが“絵に描いた餅”のような合意文書で白票を投じてくれましたが、次回はどうなるか。同じ局面になればまたこの無所属議員を頼ることになる。次回の参院選で何らかの手当をしなければならないでしょう」
今回の採決は、与党内の綱渡りの実態を浮き彫りにした。野党の結束が高まる中、次なる試練はすでに見え始めている。
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